26. 手の変形性関節症(へーバーデン結節)
手指の遠位指節間関節(末端の関節)に最初は痛み、時には発赤と腫脹を伴って発症します。 写真のように次第に突出し骨のように硬く触れるようになります。
女性に圧倒的に多く50歳前後からの発病が多く遺伝的要因がおおきいと考えられます。
多くは半年前後で痛みはとれますが変形は残ります。数本の指のこともあれば全部の指が罹患することもあります。
関節リウマチではこの部の関節は侵されることがない点で区別します。
全身の関節に広がることはありませんので特に治療は要しませんが24の乾癬性関節炎などとの鑑別は必要です。