65. リウマチ患者さんにはインフルエンザ、肺炎球菌ワクチンをお勧めします
リウマチ患者さん、特に、メトトレキサート(リウマトレックス、メトレートなど)をはじめとした免疫抑制剤や生物学的製剤を使用中の患者さんは、免疫力か落ちており感染症にかかりやすくなっています。又、ひとたび感染すると重症化しやすくなります。
インフルエンザワクチンは接種後、効果のでるまで2週間かかり約5か月間効果は持続します。流行期ですので早めの接種が望まれます。
肺炎球菌は90種以上の型があると言われていますが、そのうち23種により80%以上の肺炎が惹起すると言われています。ワクチンによりこの23種の肺炎が予防できます。効果は約5年間継続します。とくに、60歳以上の方にはぜひお勧めします。