院長のひとくちメモ

02. 高齢発症関節リウマチ

リウマチは0歳から亡くなるまで何歳ででも発病しますが、60歳以降で発病するものを高齢発症リウマチとよびます。60歳以前に発病するリウマチと少し病態が異なるからです。

リウマチは女性が圧倒的に多い病気ですが高齢になると男性が増え性差が少なくなります。発病の様式も急激に発症するものが多くなり、中には発熱を伴うものもあります。関節の痛みや腫れも手、足の小さい関節でなく、肩や膝の大きい関節から発病しリウマチ反応もでにくくなります。
手背、足背に腫れを伴うものはRS3PE症候群と呼ばれ区別され悪性腫瘍を伴うことがあり注意が必要です。

関節リウマチと症状

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