リウマチは自然経過で25～30％の方が二年前後で寬解（治癒）するといわれています。 反面、70％以上の方にとっては生涯の病です。 ところが、欧米では早期のリウマチに生物学的製剤を使用して完全寬解をめざした試みがなされています。
現在、日本でも2種類の生物学的製剤の使用が（当院でも）可能です。
しかし、問題はその薬剤があまりに高価であることと重篤な副作用、合併症に関して日本では十分に経験が積まれていないため早期リウマチ患者さんへの使用がまだ一般ではありません。近い将来可能になると思われます。
※2016/4/1追記：日本では現在、7種類の生物学的製剤が使用できます。