17. 非ステロイド性抗リウマチ剤(NSAID)
この薬剤の仲間には50から60種類があり市場にでています。薬効は鎮痛と解熱です。
効果は即効性で数時間以内にみられます。
このため関節リウマチのみならず風邪の発熱、咽の痛み、腰痛、歯痛、術後の痛みなど広範に使用されます。
しかし、重要なことは関節の破壊や変形を抑える力はないことです。
このため後で述べる抗リウマチ剤と併用しなければなりません。
また、効果は個人個人で大きな差がみられるため自分に合うものを探す努力が必要です。
副作用で最も注意すべきは胃潰瘍をはじめとする胃腸障害です。