院長のひとくちメモ

54. 足の指の付け根の関節を診ることはとても大切です

すでにひとくちメモ36.でリウマチの診断には全身の関節をよく触って診ることが大切なことは述べました。
アメリカリウマチ協会の診断基準では特に手の関節の腫れや痛みを強調してありますが、リウマチの早期診断には足指の付け根の関節も同じように重要です。
朝起きたてに足の裏になにかくっついた感じとか腫れぼったい感じとかに表現されることもあります。
手の関節の所見が少ないのでリウマチでないといわれて来院され、両足の指の付け根の関節が腫れておりリウマチと診断できる患者さんが少なからずおられます。

リウマチの診断

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