14. 悪性関節リウマチ
手、足の骨破壊や変形が著しい進行したリウマチと間違われることがあります。
歩行が困難となっても、寝たきりになってもこれだけで悪性とはいえません。
関節リウマチに血管炎が加わったものを悪性関節リウマチといいます。
すなわち、血管の壁に炎症がおこり内腔が狭くなり詰まってしまい、血行がなくなったその先の組織が障害をうけたり、死んでしまうものを言います。
高熱を伴い、血管炎の起こった組織により神経麻痺、心筋梗塞、腸管壊死、手指の壊死、胸膜炎などを発症し強力に治療しないと死に至ることもあります。