院長のひとくちメモ

24. 乾癬性関節炎

乾癬とは自己免疫性の慢性炎症性皮膚疾患であり、この10%前後に関節炎を合併するといわれています。
写真は背部の皮膚病変ですが、上肢、下肢、躯幹、額、頭皮などどこにでも小さな病変があることがありますので詳細な観察が必要です。
関節炎の型は数種ありますが関節リウマチと異なる点は仙腸関節や遠位指節関節〈指の先端の関節、写真〉が侵されることです。
皮膚と関節の病変は同時に発症することが多いですがいずれかが前後することもあります。治療は関節リウマチに準じます。

様々なリウマチ性疾患

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