院長のひとくちメモ

23. リウマチ結節

圧迫刺激をうけやすい皮下にできる結節です。
アメリカリウマチ協会の診断基準のひとつにもなっています。リウマチの活動性が強いとき、リウマトイド因子のtiter〈濃度〉が高いときにできやすいといわれています。 症状が軽快すると消失することもあります。

発症しやすい部位は立ち上がるとき突きやすい肘〈写真〉、膝、寝たきりのときの後頭部、臀部や指の当たりやすい部位〈写真〉などです。皮下にできるときは問題ありませんが、ときには肺、肋骨、硬膜にも発症します。
肺にできたときは肺がんに間違われ、肋骨にできたときはクシャミなどで簡単に骨折するのが問題です。

様々なリウマチ性疾患

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