59. 使用できる生物学的製剤が7種類にひろがりました。
最初のレミケードが出てすでに10年がたち、以後エンブレル、ヒュミラ、アクテムラ、オレンシア、シンポニー、シムジアと7種類の生物学的製剤が登場しました。アクテムラは点滴および皮下注の両製剤が使用可能となりオレンシアも近々同様になる予定です。さらには、これらに効果が引けを取らないと言われている経口剤ヤヌスキナーゼ阻害剤(ゼルヤンツ)も市場に出てきます。選択肢が大きく広がってきました。
いずれの生物学的製剤も効果におおきな差はないとされていますが各々に長所短所があります。効果発現までの時間や使用法によっては医療費にも大きな違いが出ます。病状や経済的な面を考慮して選択すべきでしょう。